top of page
  • 執筆者の写真Hiro / 前原貴大

【教育】東京都教育員会主催 パワーアップハイスクールにて特別講師。「対象が変われば伝え方も変わる」



皆さんこんにちは。 中目黒のボディメイクスタジオBe naturalのヒロ(パーソナルトレーナー)です。 先日12月23日(月)に東京都立秋留台高校で授業をしてきました。 え?教員免許も持ってるの?と思われた方もいるかもしれませんが、 勿論私は教員免許は持ってません。笑 今回の授業は東京都が推進する「アクティブプラン to 2020 総合的な子供の基礎体力向上方策(第3次推進計画)」に基づいて行われるパワーアップハイスクールとしての実施です。


 

アクティブプラン to 2020とは?

東京都が東京オリンピック2020 大会の開催都市にふさわしい、運動・スポーツに親しむ元気な児童・生徒を 育成するために実施している総合的な子供の基礎体力向上方策です。 (参考 東京都教育委員会HPより)

パワーアップハイスクールとは


アクティブプランto2020に基づき、都立高等学校 36 校を「パワーアップハイスクール」に指定し、運動が苦手な生徒や運動嫌いな生徒の体力向上に向けた具体的な取組を実践するとともに、成果を他校に発信し て高校生の体力の底上げを図る取り組みです。 (参考 東京都教育委員会HPより)


( ↑ トレーニングルームでの授業 2019年7月18日)

 

動せていない筋肉を動かす


2018年7月17日に第1回目をスタートしてから約1年半、今回6回目が最後の授業でした。 授業のテーマは「動かせていない筋肉を動かす(下半身編) 」 下半身のアライメントチェック(姿勢評価)からスタートして、姿勢改善エクササイズ、筋力強化エクササイズと順番に行い、最後はスポーツをしながら下半身の筋肉を動かす流れ。 スタジオに来られる社会人の方は、日常で決まったパターンの動きしか行わな為、股関節や体幹部の動きが偏り姿勢が崩れている傾向があります。 社会人と比較すると、授業に参加した高校生は極端に姿勢が崩れたり、関節の動きが偏っている割合は少なかったです。 恐らく社会人に比べて、通学や学校生活などで身体を動かす機会も多く、様々なパターンの動きを行なっていることが極端に姿勢が崩れていないところに繋がっているのだと思います。 しかし全体の6〜7割は将来的に不慮姿勢になってしまいそうな予備軍だったので… 近い将来、学校教育に週1回「ピラティス」「ヨガ」「トレーニング」などが組み込まれていくと、セルフコンディショニング習慣ある社会人が増えて、腰痛や肩こりに悩む人が減るのでは!?と妄想しました。笑

(↑写真 O脚、X脚、XO脚の特徴ついて説明中)

(↑ 股関節を動かすエクササイズ実施中)

(↑ 名前を呼んでパスするルールのバスケットボール)


 

対象が変われば伝え方も変わる

(↑ 全校集会での食育講義「朝食は必要?」2019年1月23日)

約1年半の授業を通して、改めて相手に合わせた伝え方を選択する重要性を実感しました。 私自身、過去に高校生に指導を行った経験はありましたが、それは全て部活動の外部トレーナーとしての関わりでした。 サッカー部の生徒に、サッカーが上手くなる為のトレーニングを伝える事は、 スタジオに目的を持ってパーソナルトレーニングを受けにくるお客様に伝える事と同じです。 しかし学校の授業となれば伝え方は大きく変わります。 参加する生徒の目的はバラバラで、もしかしたら目的が無い人がほとんどだったかもしれません。そういう環境で発信する上で重要なのは「興味惹く」ことなのだと改めて実感しました。

 

興味を惹くには「仕掛け」が必要


なんとなく参加した授業でなんとなく講師の話を聞いていたら… 「おっ!」「なんか凄い!」「面白い!」と感じる瞬間が数回あれば、

より深く知ってみたい、実際にやってみたいと思うかもしれない。 そう考えて、本職の先生方の足元にも及びませんが、毎回の授業毎に試行錯誤して色々試しました。 ・呼吸で変わる身体の安定性(デモンストレーション&実技) ・急に身体が柔らかくなる裏技(デモンストレーション&実技) ・ゲームで遊んでいるような感覚で出来るトレーニング(実技) ・簡単そうに見えるけど、実際に行ったら難しいエクササイズ etc... 色々試した結果、1番効果があったのは 授業に参加している担当先生を実験台にエクササイズのデモを実施することです。笑 ※いつの時代も体育の先生の人気は凄い!

 

まとめ / 感想


・現代の高校生は成人程では無いが不慮姿勢(崩れた姿勢)予備群である ・学校教育に「ピラティス」「ヨガ」「トレーニング」が組み込まれる日も近い!(願望)

・都会の高校生はクールなイメージでしたが、秋留台高校の生徒はとてもフレンドリー ・いつの時代も体育の先生は人気者である! ・毎日授業をしている学校の先生は授業の仕込みを考えるのに大変だろう(尊敬する)

・授業(セミナーなど)には「驚き」「面白さ」「不思議」の仕込みが重要である

・東京都立秋留台高校のトレーニングルームの設備は凄い(ヘックスバーがある!)

・いつか母校でも授業をやってみたいという夢ができた!(鹿児島県肝付町、鹿屋市) ・東京都あきる野市はとてものどかで落ち着ける(東秋留駅前のcafeシャロはお勧め) 約1年半パワーアップハイスクールの講師を担当させて貰い、私自身もパワーアップさせて貰いました。授東京都立秋留台高校の皆さん、担当の先生、東京都教育委員会ありがとうございます! 今回の経験を活かして、若い世代に向けてフィットネスの魅力、ヘルスケアの必要性を伝えていく活動にも挑戦していきたいと思います。


( ↑ 秋留高校の充実したトレーニングルーム オリンピックヘックスバーが!!)



 

この記事を書いた人


前原貴大 / HIRO body make studio Be natural 代表 自然豊かな鹿児島県肝付町育ちの30歳 小学校5年生でトレーナーになる夢を持ち、高校卒業後トレーナーの道へ進む。大手フィットネス企業3社で勤務後、2014年に独立。「Be natural(自然体でいる)」をコンセプトに、多様化する現代人の生活に合わせたフィットネスの提案を行なっている。


閲覧数:49回0件のコメント
bottom of page